自然の循環型家づくり
2007/10/11更新
自然な循環型家づくりは、住まい本来の「家庭づくり」ではないでしょうか
仕事や旅行から疲れて「家に帰る」、単に食事と睡眠のために帰るのでしょうか
自然な癒し空間があって、家族が居る「家庭に帰る」ことで心身が癒されます
多くの賃貸住宅や共同住宅では得られない、心の豊かさあるのではないでしょうか
家と庭があって家庭となります。「家庭に帰る」という響きは本質的に何か違いますね。
朝には、四季折々に芽吹く緑や花、紅葉など季節感を味わいながら朝食を食べる
お休みの日には、日当りの移ろい、風通しの変化、寒暖差や草花の香り、小鳥の
さえずり、虫の音など自然の恩恵の縮図を観て、感じて暮らす心の豊かさがあります
家庭は、建築の家づくりの過程で築く(カテイをキズク)という響きもあります。
地球環境の縮図でもある家庭は、エコロジーの生態環境でもありたいものです。
エコロジーな循環を基本に、自然の働きを活かして五感が心地よく、持続的に健康な
暮らしができるように、ナチュラルなライフスタイルをお勧めいたしております。
持続的で健康的なライフスタイル「LOHAS」(ロハス)の広がりは好ましいことだと思います。
生活創造者の興味深いところは、社会的な地位や名誉、物質的な満足などよりも
「精神的豊かさや自己実現であること」ではないでしょうか。
環境に配慮した家づくりを勧めると、「変な人」と言われて来た経緯もあります。
ロハスな実践をしている人々は「時代の人」と言われ始めています。
日本の先人の知恵も、理想の循環型社会に相応しいものが沢山あります。
エコロジーとは自然の生態系、生態環境のこと。
今後の理想の社会のあり方では、環境改善優先、地域にも貢献できるような
自然に調和的な家づくりが求められて行くのではないでしょうか
自然の好循環を繰返すためには、自然の全体性を包含して考えることで
健康も経済性も持続的で心の本当の豊かさも得られるはずです。
部分的なエコロジーは断片的で持続性、循環が難しくなることは必然です。
しかし、無理せず、できることから採用することも肝要です。
本来のエコロジーに基づいて考え、取組むことは難しいことではなく、
本当の快適さが健康的で持続しやすいことにもなります。
部分的な快適便利は、循環を難しくすることになっていると思います。
例えば、部分的な「見た目」を優先し、他の五感を無視すると当然いつか不具合や禍が巡ります。
それが循環できていないということではないでしょうか。
病気や怪我の対症的治療は、副作用などで更に複雑になることには枚挙に暇がありません。
全体を見失わない、エコロジーの考え方を取戻し、自然な予防に注意を向けたいものです。
有限な資源である石油系の建材がまだ大量に消費されています。
石油系は地球の表面層で馴染めるはずはないと思われます。石油系材料の空間的な役割では
価値の低いものであり、有害性もあり、様々な面で悪循環を引き起こしています。
更に、室内換気が不充分な場合は、最悪の循環を引き起ししていることは間違いのないところです。
シックハウス症候群と化学物質過敏症は同じ要素もありますが本質的なところでは違います。
化学物質だけがシックハウスではないことをよく認識する必要性が理解できると思います。
自然の全体性にはシンプルで無理なく、公平で無駄のない循環があります。家づくりも機械に
頼らない、材料も仕組も自然でシンプルにエネルギーも、可能なことから自然に考えたいものだと
思います。
自然に近い空間ほど、本物の快適さと共に環境にもやさしく、省エネで様々に肯定的ないい
サイクルが出来あがるはずです。
室内の空気の新鮮度も、住む人の考え方、暮らし方次第で容易に持続も可能にできることが、
先人の暮らしから見ることができます。
上手に通風するだけで、短時間でも空気の質は一変します。余程外気が汚染された環境でない
限り、上手に換気することで室内空気の鮮度は改善されるはずです。
自然素材空間にすれば、するほど様々な面で循環的になりやすく、多々恩恵もあります。
難しいことですが、真冬こそ注意が必要です。 朝数分でも窓を開け、風を通すだけでも空気の
新鮮度が一変向上します。
冬だから難しいのですが、冬こそ危険な状況が起こりやすいという認識が必要と考えております。
建築の仕組も、設計者にとって最も楽しめて、それが結果として建築主さんに喜んでいただける
オープンシステムがあります。
循環だからどちらが優先でも同じことです。家計も助かります。構造計算の疑惑、アスベスト問題
などオープンになるべきことはまだまだ沢山あります。出来るだけオープン!で納得出来るはず
です。健康の好循環は建築システムの追求にも及ぶはずです。
我慢ではない「できること」から自然体で、無理はしないで。エコロジーの循環は、五感で体験する
ほど本当の良さが実感されエネルギー消費も大幅に削減できて、家計も助かります。
好循環な「ナチュライフ」を、建築主さんのライフスタイルに応じて、一緒に考えて行きたいと思って
おります。





















