人が生きる室内空間はホンモノの自然素材であるべきとの信念のもと、 家を構成する建材と肌に触れる建具には優れた自然素材を採用する事に徹底してきました。
自然素材の住宅は生きています。
無垢材や羊毛ウールなどの自然素材は、収縮や膨張をすることで湿度を適度に調整してくれます。 梅雨時期には湿気を吸い、冬には湿気を吐き出し調湿してくれます。
静電気を起こすこともなく、保温に優れ、香り、触感など五感に優しい空間を提供してくれます。
無垢材の1枚1枚には個性があり、それぞれの木目にそれぞれの表情があり、愛着が湧いてきます。触れてみると人肌のように温もりがあり、木が生きている感覚が伝わってきます。 キズがついても修復可能で、日々丁寧なケアをしてやれば、家族の歴史が刻まれ、 100年後にはまるで京都のお寺のような風格すら感じる建材になるはずです。
自然素材の住宅で、気候や風土と上手く付き合うことができれば、無意識の内に自然と環境にも優しい生活ができるはずです。
自然由来の素材は、人に対してやさしいだけでなく保温や調湿の大事な役割も果たしながら環境を汚すこともありません。 化学物質を吸収・分解するはたらきのある漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)、無垢の木はマイナスイオンの働きを活性化させ、 シックハウスやアレルギーの心配を軽減してくれます。ここではあんど設計こだわりの自然素材を紹介します。