何故?シックハウスができるのか?

何故?シックハウスができるのか?  

弊社にこられる方は、何らかのシックハウス症候群に掛かられたお子さんが居るか、ご家族全員であったりする人も多く、病院通いを何度もされた上で、治らない起因はどうも家にあるのではないか?と気づいて、自然素材の家について相談されます。

いつまでも気づけず、病院通いの知人が沢山いますし、建築業者にも沢山居ます。

室内の空気は、そこで人が暮らすだけで空気は汚染され、換気が不充分であれば更に悪化しますね。

私の父は、15年くらいになりますが大正時代の家屋に住みながら数年皮膚病に苦しみました。
隙間だらけの冬は寒い家でしたが、化学物質は家具や電化品程度でした。 病院通いで悪化する
一方で何のための治癒だったのだろう・・・物質的・科学的なものだけではないと気づかされますね。

環境問題に熱心に取組んだ経験のある人は、よくご存知ですが、取組むほどに気づかされることが沢山あります。結果的に自然な本物の循環の良さと出会い、その本質を知ることができます。
シックハウスには無縁の暮らしを持続できることを得ることができます。 シックハウスは建築物の造り方だけではなく、自然素材の室内環境でも変わることがあるということになりますね。

ある意味で、西洋医学的には原因が複雑な「シックハウス」に出会ったこと、病院通いで気づかされたことが良かった!ということができます。 100聞よりも1見にしかず!経験は何よりも実感があります。


科学的原因は大変複合的ですが、化学建材の問題だけではなく、起因は「通気や換気に始まり換気で終わる」ほど効果的な換気や換気の工夫次第と言っても過言でないほど通気や換気が重要です。
重症になると換気ができない悪循環が起こりはじめます。
病気になる前の家づくりの段階から日頃の手入れを大切に、予防と自然治癒力が働く環境造りを視野に入れた取組みが無ければ、シックハウスは起こります。

この病から避ける為の簡潔な方法は、一昔前の住まいや暮らし、住み方からでも気づけるハズです。
サッシが無かった頃の、機密性のない家でエアコンに頼らない一昔前の暮らしをしていた人々のように、感じたままに毎日の空気の汚れが感知できてれば大きな問題は起こらないはずです。

「何が必要か?」「何ができるか?」家づくりに関わる住む人々の家づくりの選択、暮らし方の意識が大切だと思われませんか。
設計者が知っていても優先順位の最終選択は建築主です。 建築主の責任は重大です。

人それぞれに「できること」「できないこと」がありますが、原因やその起因など良く理解して、「できること」から改めた上で、できるだけ自然材料の選択、脱化学物質や自然な換気の仕組や工夫の選択、安全な暮らし方の継続をするに意識を向けることを提案したいと思います。

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直接的原因?

先ず、汚染された空気の空間で長時間生活していることに大きな原因がありますから、イヤでも汚染された空気を長時間多量に摂取することになります。空気の食事どころの量ではありません。重量費では5倍以上とも・・言われています。
新鮮空気の吸入不足、汚染空気の換気不足におおきな問題がありますよね。

そしてハタキ掃除や雑巾掛けなどをしなくなったことなどで室内空気はますます酸化しやすい環境になっていることも承知しなくてはなりませんね。
日本の四季で最も厄介な湿気対策ができていないと、また別の悪循環もあります。

他にも多々化学建材以外の問題がありますが、大きな要因だけでも避けたいものですね。

次に、内装材や造り付家具の問題では、高度成長期に手軽・早い・便利で使われはじめた新建材に含まれる有害な化学物質などが揚げられます。合板類の接着剤、塗料の有機溶剤、防腐剤、ビニールやプラスチック類の石油製品から放出される様々な有害なものによる空気汚染(代表的なホルムアルデヒド、有機リン系、ベンゼン系、トルエン、ブチル系など様々)や石油やガスの暖房器具から炭酸ガス、窒素酸化物、酸化硫黄などがあげられます。


更に、建材以外に持ち込まれた家具なども同様な建材が使用されていることが多く、快適さの追求で電化も進み、増える電化製品の電磁波のプラスイオンや電場の静電気も増加させ、知れば知るほど怖い存在が住空間には多量にあります。

新建材の影響で室内環境の維持支援する自然の材料が少なくなったことで、自然に酸化還元したり、調湿・保温などをしてくれる存在も少ない空間になっていることも揚げられます。


一昔前の住まいが健康的だったのは、有害なものが無いだけではなく、酸化を還元する材料の床・壁・天井材や調和的な暮らし方もされていました。

室内空気の酸化が進み、空気の入換不足が進むと相乗的に加速します。更に悪化すると、カビやダニが発生します。この段階になるとより悪循環で厄介ですね。室内環境が外気の20倍、いや30倍も汚染が進んでいるとさえ言われている原因です。 

信じられないかもしれませんが・・最近の家屋の窓!・・開いているうちが少ないと思いませんか?

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本質的な起因と対策の概要
有害なものは使わない、換気に配慮する、自然材料指向にする。
何よりも、本当の自然な快適さを志向する意識への転換が重要だと感じています。

酸化を還元する木の無垢材や珪藻土や和紙、更に炭を効果的に使用することでも改善はできます。
しかし、果たしてそれで本当に安心できるでのでしょうか…?

炭入りの畳にすれば調湿するので採用したが、「ひどいカビとダニに驚いた」という話や湿気が根本原因だから除湿をしたが別の症状も出始めたと嘆く人もいます。これらは空気汚染原因の根本的な理解が出来ていない訳があります。
理解が出来ていても治らないケースもあります。食物、衣類や寝具、電磁波の影響もあるでしょう。

自然の材料で囲まれた空間に住むだけで一時的に治っていることはよく見られますが、原因の先には本質的な起因があることもどこかで感じておられることと思います。 前とは異なる症状で再び病むこともあります。いずれ、本質的な理解と改善が必要になってまいります。

例えば、シックハウス症候群は複雑ですから、直接原因だけでは解決できないことは理解できるように、現代人が知った過剰な快適さ、便利さをモア、モアと追求を始めた頃から更に複雑になったことにも起因があります。大切な要因ですね。

追求すれば、過剰に向かう愛情よりも無償の本当の愛に解決策があるように感じませんか。
部分的な解決策を更に追求することが複雑化を更に促進することになっていませんでしょうか?

「いい間(ま)」に出会うには、いい共鳴もしたい、その為には…先ず、室内に自然の風を入れてみることから始めてみましょう。 風を入れるためには抜け道が必要ですが、巧く風を通すことで有害物質は簡単に出せますよ。 設計段階から自然に基づいて設計すると極めて容易です… など自然の全体性に配慮してみましょう。

問題が整合してくるはずです。 自然にするとは、ひと昔前のような家に住めばいいということではありませんね。 空気は入換えないと新鮮にはなりませんよね。

新鮮な空気に抜き代えることが大切。 入換えるには、部屋の隅々まで澱んだ部分が残らないようにも換えたいものです。 エアコンや空気清浄機では、空気は入れ替わりません。 多少の塵埃の浄化だけですからね。 換気扇だけでは有害物質は排出し切れません。ハキ出し窓の開口から床面の汚染(アレルゲン)などや比重の重い化学物質も掃きだす排出が有効です。

必要なことは、材料も建て方も、仕組みも自然に基づいて、できることなら暮す人の意識も自然にするほど空気も自然なものになるのではないでしょうか。

自然にするとは、全体的なことに注意が向けられて、できることから自分に相応しい自然なやり方を覚えて、五感を取り戻し、感じたままに自分で対処しましょう。
こうなると好循環してきます。 西洋医学の対症療法は部分的ですから、一時的な治癒では元の環境のままでは再発もあります。 大切なのは、医者に掛かる前の予防、健全な衣食住の環境を取り戻すことが大切ではないでしょうか。 医者にかかる状態はもう大変な異常状態ですよね。


室内環境を本当のエコ(循環型)にすることが免疫力を取戻せて、心身も安らぐことになると思います。自然の良さは、体験し自然にするほど巧く循環しますから結果的にも低コストで高環境にもなります。